そうめん 暑い夏にはそうめんが食べたい!- 素麺 -

暑い夏には、冷た〜いそうめんが食欲をそそります。

そうめん【素麺】

暑い夏にはやっぱりそうめん!

小麦粉を食塩水で練って太めのひも状に切り,その表面にまんべんなく油を塗って細く長くのばし翌朝まで熟成させる。
これを絹糸のように細くのばし,天日乾燥したのち切断する。丸2日の工程を要するもので,極細の手延べそうめんの場合,1kgの粉が2km以上の長さになる。
良質の小麦を産し,気象条件が戸外乾燥に適する地方では,農家の冬季の副業として生産されてきた。 寒中に製造されたのを倉庫にねかせ,梅雨どきを過ぎてから出荷される。色つやがよく弾力性のあるものが良品である。

素麺 - 【そうめん】マメ知識

そうめんの伝来

素麺は奈良時代に唐から伝来した唐菓子の一つ、索餅に由来するとすると言われている。もともとはもち米と小麦粉を細長く練り2本を索状によりあわせて油で揚げたもので、現在の油条に似たものと考えられている。唐菓子の索餅は神饌として現在でも用いられており、素麺の原形を知る手がかりとなる。
日本に伝えられた時点でどのような形状であったのかについては、現在の素麺や饂飩よりもかなり太く、ちぎって食べたのではないかとする説が一般的である。
室町時代には現在の形になり「索餅」「索麺」「素麺」の名称が混じって用いられたが、やがて「素麺」が定着した。

冷やむぎとの違い

製法が異なり、冷やむぎには植物油を使いませんが、そうめんは細く延ばす工程で植物油(綿実油、胡麻油、菜種油など)を表面につけます。

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そうめんレシピ

梅肉だれ そうめん

(材料)そうめん300〜400g キュウリ2本 長ネギ1/2本 
<梅肉ダレ>練り梅干大さじ2 薄口しょうゆ大さじ2 みりん大さじ3 塩少々 だし汁2カップ  酢小さじ2
(作り方)練り梅干に調味料を加えて梅肉だれを作り、冷しておく。キュウリは千切り、長ネギはみじん切りにする。たっぷりの熱湯にそうめんをぱらぱらと広げて入れ、麺がくっつかないように菜箸でかき混ぜ、再び沸騰したら差し水をする。火は湯がふきこぼれないようにやや弱火にして保つ。麺によって茹で時間が異なるが、2〜3分くらい。 芯がなくなるのを目安に、やや固めに茹で、ザルにあけて冷水に放つ。水を換えながらぬめりを手でこするようにして洗い流し、再びザルにあげて水気をきる。.器にそうめんを盛り、キュウリをのせる。冷した梅肉だれに、みじん切りにしたネギを混ぜたものをかけて完成。

豆乳だれ そうめん

(材料)そうめん300〜400g 細ネギ、みょうが、しょうが各適宜 オクラ10本 豚赤味しゃぶしゃぶ肉200g 
<つけ汁>西京味噌、あたりごま各大さじ4 豆乳1カップ 薄口醤油大さじ2
(作り方)西京味噌にあたりごま、豆乳、薄口醤油を混ぜてつけ汁を作り冷しておく。細ネギ、みょうがは小口切りにし、しょうがはおろす。オクラは茹でて薄切りに、豚赤味しゃぶしゃぶ肉はサッと湯に通してザルにとり、水気をきる。たっぷりの熱湯にそうめんをぱらぱらと広げて入れ、麺がくっつかないように菜箸でかき混ぜ、再び沸騰したら差し水をする。火は湯がふきこぼれないようにやや弱火にして保つ。麺は湯の中でいつも踊っているように動いていることがポイント。麺によって茹で時間が異なるが、2〜3分くらい。芯がなくなるのを目安に、やや固めに茹で、ザルにあけて冷水に放つ。水を換えながらぬめりを手でこするようにして洗い流し、再びザルにあげて水気をきる。 器にそうめんを盛り、上に具をのせ、冷したつけ汁でいただく。

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